
修士論文合格3・4年生のみなさんのご協力のおかげです
2025.03.01
私は2023年、2024年の2年間
関西学院大学大学院
言語コミュニケーション文化研究科
言語教育学領域で
第二言語習得論を研究してきました。
2年間の研究に際して
一里山教室に通う小学3、4年生全員に
私のオリジナルリフレクションジャーナルを使って
英語の音読練習をしてももらいました。
タイトルは
” The Impact of Reflection Journals
on Reading Aloud Skills
among Japanese Elementary School Studenets”
「日本の小学生の音読スキルに対する
リフレクションジャーナルの影響」
英語音読練習を記録し、成果を録音し、
外国人講師2人、日本人大学教授と英語講師に
評価してもらい
量的と質的両方の観点から分析した内容です。
量的な分析では、
「リフレクションジャーナルを使用するから
英語音読力のが伸びる」とは言えないがわかりましたが
総合的に音読力は2ヶ月間でアップしました。
質的な分析では、「効果があった」という結論に
至りました。
子どもたちのやる気が学習力をアップさせる。
自分で自分の録音結果を聞いて
「次回はここをなんとかして
もっとうまくなりたい!」
というやる気、モチベーションをアップさせる
道具となった。
など、自分で自分を客観的に見て
(メタ認知能力が小学生にもあるとわかる)
リフレクションジャーナルを利用し
自分のでき具体を可視化することで
「自ら取り組む子どもが育つ」
ことがわかりました。
私が指導する際に大事にしている
「子どものが自主的に
『やりたい!』『頑張りたい!』」
という気持ちを英語学習をとおして
育みたい。
これが叶う方法であると
わかったことが
何より嬉しかったです。
この結果が得られたので
今後、ますます子どもたちが
自ら頑張れる指導を続け
「英語力と生きる力を育む教室」
をつくっていきます!
私のこの大学院の2年間をチャレンジに
ご理解をくださり
あたたかく見守ってくださった
教室の保護者の皆様
そして
生徒のみんな。
また、この研究に協力してくれた
小学校3・4年生のみんな
心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
ECCジュニア一里山教室
西尾かほり